Folding折る

折る

DMLHB-FS / DMLHP-FS
DMLHB-FS-C / DMLHP-FS-C(カートリッジ式)

卓上型耐久試験機
面状体無負荷U字伸縮試験

サンプルの片側をもう一方に向かって直進させることにより曲げ負荷を与えます。
サンプルには曲げ負荷のみがかかり、張力や摩擦の負荷は発生しません。

  • 無張力
  • 無摩擦

U字伸縮試験を具現化するアタッチメント
(試験治具)- JIG -

  • 基本動作
  • 治具動作

一般的な曲げ試験における課題

下図のような試験を行うと、試験開始と同時にサンプルに大きな張力が発生します。この現象は右図のように試験機の動作軌跡の上にサンプルの長さの半径の円を描いてみると原因がよくわかります。
図の赤色で示した領域では、クランプが移動した軌跡に対してサンプルの長さが足りません。ロッドを併用すると、この現象はさらに顕著になります。これが原因となり、実際の試験においては予想外の破壊や試験結果のばらつきが起こります。

U字折り返し試験治具
U字折り返し試験治具

試験機器全体構成

U字折り返し試験治具

組合完成図(約24kg)

※可動部分を覆う安全カバーを取り付けることもできます。

U字折り返し試験治具

技術情報、LA(Laboratory Automation)への展開

面状体無負荷U字伸縮試験カタログ

Tension-Free®️ U-shape Folding Test

技術情報

[DMLHB-FS / DMLHP-FS / DMLHB-FS-C / DMLHP-FS-C]
面状体無負荷U字伸縮試験

U字折り返し試験治具 U字折り返し試験治具

サンプルに張力と摩擦を加えない面状体無負荷U字伸縮試験が可能。

フィルム、FPCなどの面状体サンプルに対して、張力と摩擦を加えない無負荷屈曲試験ができます。

自然な屈曲試験を実現。

サンプル自体の持つ弾性によって自然な曲げRを成形できます。また押えプレートによって強制的に極小曲げRを成形することもできます。(特許取得済み)

耐久試験中でもサンプルの評価が可能。

カートリッジ式の冶具の使用により、サンプルを耐久試験機から取り外すことなく顕微鏡などによる評価が可能です。サンプルの周囲の冶具の一部とカートリッジを一体化して取り外すことができます。(特許出願中)